『ファーミングシミュレーター 25』、新機能と6台の新しい農機が追加される無料DLCが5月8日に配信
セガは、全世界累計販売本数が300万本を突破したPS5/Xbox Series/PC用ソフト『Farming Simulator 25（ファーミングシミュレーター 25）』（PS5/Xbox Series/PC）について、制限走行路（トラムライン）、パルス幅変調（PWM）などの新機能や、6台の新しい農機が収録された無料ダウンロードコンテンツを、2025年5月8日（木）に配信決定したことを明らかにしました。
無料ダウンロードコンテンツ「Precision Farming 3.0」は、新機能の追加とゲームプレイメカニクスの進化により、これまで以上に農作業体験のリアリズムが向上しているほか、これまでのバージョンで好評を博した機能もすべて搭載。土壌タイプの分類や土壌サンプリング、環境評価、経済分析、収量マップ、作物センサー、可変レートアプリケーションなど、スマート農業の要素が一層充実しています。
■制限走行路と補助金制度
制限走行路の導入により、地面に設定された走行路に沿って農機を誘導することで、より精密なフィールド管理と作物の成長が実現可能となります。また、オイルシードラディッシュなどの緑肥作物を植えることで、実際の農業における環境配慮型の取り組みと同様に、プレイヤーは補助金を受け取ることができます。
■パルス幅変調とセクションコントロールの高度化
環境負荷の低減と効率性の向上に向けて、さらに高度な機械制御が可能になります。パルス幅変調を用いたスプレイヤー設定では、肥料の散布をよりスムーズかつ効率的に行うことができます。PWM技術では、ノズルから連続的な液体ではなく、高速な液体バーストが噴射され、各ノズルが独立して動作します。これにより、走行速度や旋回時の動きに応じて、スプレイヤーの幅全体で流量を最適に制御し、均等な肥料散布を実現します。さらに、自動セクションコントロール機能によって、特定のフィールドにのみ肥料や作物保護を施すことができ、資源の無駄を防ぎながら精密な農作業が可能になります。
■新たな農機とレトロフィットセンサーの搭載
John Deere R975i トレーラー式フィールドスプレイヤーや、Wienhoff 25.200 PTW Profi Lineスラリータンクなどに対応するHAWEのボディスワップシステムなど、合計6種類の新たな農機が登場いたします。また、既存のスプレイヤーには、Trimble WeedSeeker2センサーを追加することで、雑草のスポット散布をよりスマートに実施できるようになります。
