『鉄拳8』、レイヴンとアズセナが参戦決定

対戦格闘ゲーム『鉄拳8』に、レイヴンとアズセナが参戦することが発表されました。

レイヴン

「修行の成果 とくと見るがいい」

国際協力連合軍・独立部隊に所属するエージェントである、コードネーム・レイヴン。
これまでレイヴンは忍術を用いた諜報活動を任とし、世界各地の紛争を未然に防ぐための活動に従事してきた。
しかし世界は三島財閥とG社による戦争に翻弄されており、さらに混迷を極めてゆくだろうと彼は確信する。
より過酷な任務を遂行するには自らをアップデートせねばならない。そう考えたレイヴンは、かつての忍術の師のもとでの再修業を願い出る。
上層部は彼の心意気を認め申請を許可したものの、レイヴンの欠員をカバーできるのは最長でも半年だろうと告げた。
限られた期間で最大限の成果を得るべく、レイヴンは元々得意とする術の強化に焦点を絞った修行に挑む。
それから数か月。“影分身”の奥義を会得したレイヴンのもとに、上層部から帰還を命じる符丁が届く。
新たな戦いの気配を感じながら、レイヴンは急ぎ修行の地を出立するのであった。

アズセナ

「コーヒークイーンの登場よ!」

“コーヒー・クイーン”の異名を持ち、天真爛漫な性格と、恐れ知らずのファイトスタイルで愛されるMMAチャンピオン、アズセナ・ミラグロス・オルティス・カスティーリョ。
標高2000m超えの高地にあるペルーのコーヒー農園“オルティス・ファーム”の一人娘として生まれたアズセナは、父の栽培するコーヒーに魅せられ、幼い頃から「世界一のコーヒー農家になる」という夢を抱いていた。
夢の実現のため、斬新すぎるアイデアで次々と新たなコーヒー栽培に挑戦するアズセナを大人たちは幾度も制止した。だが、アズセナはそれを“自分への応援”だと受け取り、破天荒さに磨きをかけてゆく。

数年後、彼女の育てた豆はついに世界的に有名な品評会で最高品質の評価を獲得し、アズセナの才能は業界に知れ渡ることになった。
その後も、何事も楽しむ脅威のポジティブ思考と天才的なひらめきで結果を出し続けたアズセナは、モデル、ダンサーとしても成功を収めつつ、国内最高ランクの大学で経営学を学び始める。
だが、世界一を目指すには堅実さだけでなく冒険も必要だと、彼女の全身に流れるカフェインが告げていた。
そんな矢先、農園から脱走しようするアルパカをコーヒー片手に取り押さえていたアズセナは、ある作戦を思いつく。
それは、高地で鍛えた自慢の身体能力を武器にアメリカの総合格闘技界に殴り込みをかけ、自身の名を冠した“アズセナ・ブレンド”を宣伝することであった。
目論みは的中し、1年目にしてチャンピオンの座に上り詰めたアズセナは、自らを広告塔とすることでオルティス・ファームの売り上げと知名度を飛躍的に高めることに成功する。

次の一手としてアズセナが注目したのは、ここ数年、世界で最も注目を浴びている格闘トーナメント The King of Iron Fist Tournament であった。
ここで優勝すれば、世界一に大きく近づくことは間違いない。次の開催日程は未定だが、その日が遠くないことを彼女は確信していた。
「私の勘は、よく当たるのよね!」

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