KRAFTON、ゲーム開発会社「Tango Gameworks」を事業継承
KRAFTONは、米国Xboxとゼニマックス社の協力のもと、「Tango Gameworks」を事業継承したと発表しました。
「Tango Gameworks」は2010年に設立された日本のゲームソフト開発スタジオで、リズムアクションゲーム『Hi-Fi RUSH』、サバイバルホラー『PsychoBreak』、『PsychoBreak2』、アクションアドベンチャー『Ghostwire: Tokyo』を手掛けた。2021年にMicrosoft社に買収され、今年 5月に閉鎖を発表しました。
「Tango Gameworks」のフラッグシップタイトルである『Hi-Fi RUSH』は、グローバル配信プラットフォーム「Steam」で「圧倒的に好評」と評価されており、2023年にリリースされたゲームの中から世界のメディアやゲームファンの投票によって選ばれた優れたゲームを表彰する「The Game Awards 2023」では「Best Audio Design」賞を、ゲーム開発者によって選出されるアワード「第24回 Game Developers Choice Awards(GDC Awards)」では「Best Audio」賞、2023年度の英国アカデミー賞ゲーム部門「20th BAFTA Games Awards」では「Best Animation Award」を受賞。
KRAFTONは、「Tango Gameworks」のゲーム開発に対する職人精神と新しい楽しさを創造する独創性を尊重し、「Tango Gameworks」を迎え入れることを決めたとのこと。
KRAFTONは、「今回の発表は、KRAFTONのグローバル戦略において重要な日本のゲーム市場への初の大規模な投資となりました。日本だけでなく世界のゲーム市場において、クリエイティブなゲームプレイを発見し、クリエイターを尊重するというKRAFTONの哲学を表す良い例であり、今後も魅力的なゲーム体験を創るクリエイターを見つけるための努力を続けていきます」とコメントしています。