本日3月6日にスイスで開幕したジュネーブ国際モーターショーにおいて、トヨタが発表した「GR スープラ レーシングコンセプト」が『グランツーリスモＳＰＯＲＴ』に4月のアップデートで登場することを明らかにしました。
「GRスープラ レーシングコンセプト」は、トヨタが2002年まで生産していたスポーツカー「スープラ」を16年ぶりに、レーシングカーとして蘇らせたコンセプトモデル。手がけたのは、モータースポーツ活動とスポーツカーシリーズ「GR」を手がけるTOYOTA GAZOO RACINGです。
ロングノーズ＆ショートデッキの伝統的スポーツカーのフォルムをまとったこのマシンは、フロントエンジン・リアドライブの2ドアクーペで、コンパクトなボディにはレースの最前線で使われる軽量かつ高剛性なカーボン・コンポジット材などを採用。左右に大きく張り出したフェンダーや大型リアウィング、リアディフューザーなどは、優れた空力性能と走行性能獲得のために開発されました。
サスペンション、ホイール、タイヤ、ブレーキなどは、レース専用の装備を採用しており、インテリアも、後方確認モニターがついたダッシュボードやレーシングシートに加え、パドルシフト付きステアリングホイール、コラム、ペダル、ロールケージなど、各種レース用装備を組み込んでいます。
もともとスープラは、「The Sports of Toyota」として、四半世紀にわたり世界中のファンから愛され続け、全日本GTレースやアメリカのIMSAスポーツカーレース、ル・マンなど、モータースポーツの世界にも確かな足跡を残してきました。そのパフォーマンスをお確かめいただけるのももうすぐ。『グランツーリスモＳＰＯＲＴ』の4月のアップデートにご期待ください。
お時間がございましたらぜひ！
