『FINAL FANTASY VII REBIRTH』、芸能界屈指のFF7好き、中村倫也さんが魅力を語るドキュメンタルムービーが公開

スクウェア・エニックスは、中村倫也さんが胸に秘めた想いと共にFF7最新作の魅力を語るドキュメンタルムービー「生まれ変わるために。」を公開しました。

映像では、発売から27年経った今も色褪せないFF7シリーズの名シーンのオムニバスと共に、中村さんが自身の思い出を振り返りながら本シリーズの魅力を語ります。「生まれ変わるために。」をコンセプトとした本映像は、時代の変遷の中でよりゲームや映画などメディアを超えて広がっていく壮大なFF7シリーズの映像と、中村さんへのロングインタビューの一部で構成しています。インタビューでは、ゲーム好きとしての自身にFF7シリーズが与えた影響や中村さんが考える優れた物語のあり方、そしてシリーズ最新作である『ファイナルファンタジーVII リバース』にかける期待について語っていただきました。
FF7ファンの方にも、まだプレイしたことがない方にも、本シリーズの魅力を改めて感じていただける内容となっております。

中村倫也さんロングインタビュー抜粋

Q.普段のゲームプレイの頻度について
毎晩プレイする時期もあります。年明けてから割と時間があるので、なんだかんだ毎晩プレイしているなって感じですね。撮影の前日に『クライシス コア-FFVII-リユニオン』をクリアしました。だから今ほやほやで、魔晄(まこう)に包まれている気がしています。

Q. FFシリーズとの初めての出会いとその思い出は?
もともとFF7とFF8を小学生の時に友達の家でプレイしているのを見ていたのが、FFとの初めての出会いでした。自分も欲しいなと思っていたのですが、買ってもらえなくて。FF9 を初めて自分のお小遣いで買ったのが最初だったんですよね。そういえばと思って中古ゲームショップへ行って、ちょっと安くなっているのを買ってプレイしたのがFF7との出会いになります。

Q.FF7(原作)の思い出や好きなキャラクターを教えてください。
学生時代の男の子だったので、クラウドやセフィロス、ヴィンセント、あの辺のちょっと中二心くすぐる感じのキャラクターたちが好きでしたね。今はすごくティファが好きなんですけど。僕、大人になって工場とか見るの好きなんですよ。いわゆるちょっとスチームパンクな、配管がグワーってなって、蒸気が出てるみたいなのを見るだけでワクワクするんですけど、それがきっと FF7 からなんですよね。

Q.まだプレイしたことない人にFF7の面白さを伝えるとしたら?
アイデンティティですね。映画でも、舞台でも、ドラマでも、ゲームでも、結局はアイデンティティを模索する話が世界中で共感を生むものなんじゃないかと思っていて。FF7は特に自分の思いや過去と対峙したり、正義ってものを考えたり、この星の未来ってものを考えたりとかする話じゃないですか。自分はこう思ってるけど本当は違うのかな、こうしたいのかなとか、模索しながら自分のアイデンティティってものを確立して、腹を決めて、一歩を踏み出すようになる。何も考えずに歩いている一歩と、アイデンティティを確立して歩く一歩の強さの違いが、登場人物たちの成長とともに描かれる。そこの没入感とか共感性がFF7は強く出ていると思うので、そういうところをおすすめしたいです。

Q.前作『FFVII リメイク』をプレイした時、どんな印象を受けましたか?
とにかく一個一個、映像などが鮮明になったことによって、単純に知っているゲームのリメイクというのでワクワクしている部分と、当時じゃ描ききれなかった心情のニュアンスとか、町の雰囲気とか、五感で感じられるようになった。あらためて知ったこととか、驚いたこともたくさんありましたね。FF7と言いますか、ミッドガルっていう町のことを感じられたなとすごい思いましたね。

Q.最新作『FFVII リバース』に期待するところを教えてください。
いっぱいあります。ジュノンとかコスモキャニオンとかコスタ・デル・ソルとかも行くのかな。映像が綺麗になったことによって、よりそれぞれの町の特徴とか、空気感が出ると思うので。物語もそうですけどそういうところ一個一個が、結構寄り道するタイプなのでそれも楽しみです。あと、デートイベントですね、ゴールドソーサー。原作ではセーブデータ分けてそれぞれやってたので。大きいところで言うと、エアリスのことは皆さん気になってると思うんですよ。『リメイク』でフィーラーという運命の番人が出てきて、それを出すってことはそこから変わるものがないと出す意味がないんじゃないかといちファンとして思っていて。運命を原作のFF7と仮定するなら、違うものがあるのかなとか予想しますし、ライフストリームが、命をめぐるみたいな意味合いで受け取るなら『リバース』ってタイトルが意味ありげに感じます。

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